子宮筋腫の発見

私が「子宮筋腫」と宣言されたのは二十代半ば頃だったと思います。生理のサイクルが管理できる低用量ピルを処方してもらいたくて、初めて産婦人科の病院を訪れた時でした。この時は「経過観察」と言われ、病院を後にしました。

けれど経過観察の意味する事が理解できず、先生からは次回の来院指示が無いし、何か自覚症状が出た時に来院すれば良いのかな?…「経過観察=自分で観察」と勝手に理解しました。

子宮筋腫の知識が全くなかった私は、自宅に戻るとすぐにネット検索しました。
子宮筋腫はできる場所によって粘膜下筋腫・筋層内筋腫・漿膜下筋腫の三種類があること、そして良性腫瘍なので、困った自覚症状が出ない場合は特に治療は必要ないと知りました。
将来のために治療法を調べましたが、筋腫だけか子宮全部を切り取る手術が紹介されており、お腹を切らなければならないことに恐怖を感じました。

この頃、開腹しない子宮動脈塞栓術(UAE)は全額自費で普及半ばでした。それでもUAEは一番魅力的に思え、情報収集のメーリングリストに参加したりして、勉強しました。