退院の日
二泊三日入院の三日目、退院予定の日です。
早朝に点滴が無くなり、腕から針が抜かれました。
7時頃だったかな、朝食前には全ての管が外されて、歩けるようになりました。問題なく起き上がり動けましたが、頭痛で頭はスッキリせず、身体が少しフラフラしてて、気を抜くと倒れそうな感じでした。1時間半の切らない手術で、こんなに体力が奪われるものかと驚きました。もしかしたら、これは麻酔のダメージなのかもしれません。
麻酔の説明で「頭痛・嘔気・悪寒などの症状が1〜2日おこることがあります」とあったので、麻酔が完全に抜けるのは最大2日ぐらいかかるということですかね。
尿道カテーテルを外した後、問題なくトイレで出ました。ただし、この日はずっと残尿感があり、トイレの感覚が短かったです。
朝食は問題なく食べられました。出血もほとんど無くて、あとは診察の結果で退院できるかどうか決まります。でも、ほぼ退院だろうと予想して、空き時間は荷物の片付けをしてました。
診察
お話を聞くだけかと思いましたが、内診室へ案内されました。ガーゼが入っているのでそれを取り出す必要があるとのことです。エコー検査もしました。術前処置よりも時間は短かったですが、術後の傷ついた子宮のせいかけっこう痛かったです。
それから診察室へ戻り、実際の手術時の動画を見ながら、手術内容の説明をしてくれました。ループ状とボール状になった二種類の電気メスを使い、筋腫を削り取ったり、筋腫を子宮筋層からはがしたりするそうです。筋腫には網目状の血管が通っていたり、太い血管が一本あったりしましたが、手際よく処置をされていて、この作業を1時間半続けるとは、根気のいる手術だと感じました。
取り出した筋腫は69gでした。5cmだとこの重さで、もし最初の8cmだったら200g有ったそうです。
取り出した筋腫の写真をいただきました。血はついてませんが、ミミズの炒め物みたいでキモいので、掲載はしません。
入院時は12.?g/dlあったHGB値が、手術時の出血により10.6g/dlに下がり、鉄剤の服用が必要になりました。薬は手持ちが残っており、それを朝と夕方にそれぞれ1錠ずつの指示が出ました。
それにしても6月21日には14g/dlも有って安心していたのに、一ヶ月間ほぼ出血は無くて、鉄剤は飲んでなかったとはいえ、こんなに下がるものなのか…?
特に問題は無く、退院決定。1週間後の診察予約をとりました。
退院
診察が終わると、ナースステーションに報告します。すると、昼食をストップし、入院費の計算をしてくれます。計算が済むまで、病室で待ちます。これでやっと手術着を脱ぐことができました。着替えたり、荷物をカバンに詰め込んだりしましたが、けっこう待ち時間は長かったです。
清算
お支払いは入院するときに行った「入退院受付」でします。前納金を差し引いた金額を支払うだけです。それでも全納金を一度返却という形になるので、預かり証に返却サインが必要です。
クレジットカードで全額払いたい場合は、前納金を返却してもらい、クレジットカードで手続きします。
診察が9時少し過ぎ、全てを終えて駐車場へ行ったのが10:30頃でした。車に乗り込んで、無事に手術が終わり予定通り退院するのだと実感でき、ホッとしました。