貧血の発見

2014年6月16日、風邪をひいて咳が苦しかったので、内科へ行ったところ、血液検査をされました。そこで自分が貧血だと、初めて知りました。

HGBは6.6g/dlでした。HGBとはヘモグロビンの量で、ヘモグロビンは赤血球の中に存在しており、生命活動のために身体の隅々に酸素を運ぶ役割を担っています。数値の基準は男性の場合で13~16g/dl、女性の場合は11~14g/dlです。これ以下だと、貧血と判断されます。

医者から「よくこれで普通の生活ができていたね」と言われ、予想外だったのでびっくりしました。でも考えてみると、心当たりはいっぱいありました。
立ちくらみは当たり前で、日常的に疲れやすく、階段や坂道が人よりはるかに遅かったです。私が途中で何度も休まなければ進めないのに、ほかの人は軽々と登っていて、この差は異常だなと薄々は感じてましたが…。でもこれは、自分が特に運動をしてなくて、人より体力が無いからだと判断していました。全て、貧血で体が酸素不足になっていたからだったんですね。

でも、夫と同じものを食べているのに、なぜ私だけが貧血になるのか最初は理解できませんでした。医者にこの疑問をぶつけてみると「女性には月経があるから」と、即答でした。
ああ、そうか…。女性は月経で血液を失う(このときヘモグロビンも一緒に失う)ので、男性より鉄分摂取(鉄はヘモグロビンの原料)を意識しなければならないのか。更に私は過多月経なので、血液の排出も多く、だからひどい貧血になっていたんだ、とわかりました。

この日から鉄剤が無くなると内科へ通い、血液検査をし、また鉄剤を処方してもらう生活になりました。

私の処方してもらっている鉄剤です。HGB値により飲む量は変わり、朝一回のみ1錠、朝・夕の一日二回1錠ずつ、朝・夕の一日二回2錠ずつで変動します。